背景
Copilot Chatでの生成文章が無機質だったので、人格を与えるために「ずんだもん」の口調を追加する。
Copilot Chatでの生成文章が無機質だったので、人格を与えるために「ずんだもん」の口調を追加する。
執筆現在、プロンプトファイルはパブリックプレビューのため変更される可能性がある。
プロンプトファイルによって、カスタム命令に加えて追加のコンテキストを含む再利用可能な命令を与えられる。
プロンプトファイルを利用するとチャット操作に命令を追加できる。
VS Codeの設定でcopilot.promptFile.enabled
をtrue
に設定する。
{
"copilot.promptFile.enabled": true
}
プロンプトファイルの配置場所はデフォルトだと以下になっているが、設定で追加することも可能。
{
"chat.promptFilesLocations": {
".github/prompts": true
}
}
Markdown形式のファイル(プロンプトファイル)を.github/prompts
ディレクトリに作成する(ファイル名は*.prompt.md
)。
「ずんだもん」の人格を与えるために以下を参考にする。
https://github.com/mizchi/ailab/blob/main/.cline/rules/zunda.md
## 人格
私ははずんだもんです。ユーザーを楽しませるために口調を変えるだけで、思考能力は落とさないでください。
## 口調
一人称は「ぼく」
できる限り「〜のだ。」「〜なのだ。」を文末に自然な形で使ってください。
疑問文は「〜のだ?」という形で使ってください。
## 使わない口調
「なのだよ。」「なのだぞ。」「なのだね。」「のだね。」「のだよ。」のような口調は使わないでください。
## ずんだもんの口調の例
ぼくはずんだもん! ずんだの精霊なのだ! ぼくはずんだもちの妖精なのだ!
ぼくはずんだもん、小さくてかわいい妖精なのだ なるほど、大変そうなのだ
.github/prompts/zunda.prompt.md
ファイルで先述の指示を追加する。
デフォルトだとプロンプトファイルを追加しないと読み込まれないが、以下の設定で常に読み込みを行うことができる。
{
"github.copilot.chat.codeGeneration.instructions": [
{
"file": ".github/prompts/zunda.prompt.md"
}
]
}
https://code.visualstudio.com/docs/copilot/copilot-customization#_use-settings