概要
macOS で Wine を使って、Windows アプリケーションの WinMerge を起動させる。
環境
- macOS Sierra 10.12.3
macOS で Wine を使って、Windows アプリケーションの WinMerge を起動させる。
Wine (ワイン)は、オープンソースの Windows API 実装を通じて、主として x86 アーキテクチャ上の Unix 系オペレーティングシステム (OS) において Windows 用アプリケーションをネイティブ動作させることを目標とするプログラム群である。
Wine - Wikipedia
brew install wine
上記のコマンドで Wine をインストールする。
==> Downloading https://homebrew.bintray.com/bottles/wine-2.0.sierra.bottle.1.ta
######################################################################## 100.0%
==> Pouring wine-2.0.sierra.bottle.1.tar.gz
==> Using the sandbox
==> Regenerating font cache, this may take a while
==> /usr/local/Cellar/wine/2.0/libexec/bin/fc-cache -frv
==> Caveats
You may want to get winetricks:
brew install winetricks
By default Wine uses a native Mac driver. To switch to the X11 driver, use
regedit to set the "graphics" key under "HKCUSoftwareWineDrivers" to
"x11" (or use winetricks).
For best results with X11, install the latest version of XQuartz:
https://xquartz.macosforge.org/
==> Summary
? /usr/local/Cellar/wine/2.0: 8,227 files, 580.1MB
~$ wine --version
wine-2.0
これで Wine が使える状態になった。
WinMerge 日本語版 から zip 版をダウンロードする。
wine WinMergeU.exe
これで macOS 上で Windows アプリケーションの WinMerge が実行する事ができる。
マシンのスペックにもよると思うが、思ったよりももたつきなどは無く、ドラッグアンドドロップでファイルを開いたり、遜色なく使う事ができた。
winetricks をインストールする。
brew install winetricks
winetricks コマンドでフォントを入れる。
winetricks allfonts