IEからEdgeへの強制転送設定を個人サイトに適応してもらった話

ことの発端

Microsoft 社へメール申請を経て IE 非互換サイトのリストに自社ドメインが追加されたという記事があった。

必要な手続きの詳細は Moving users to Microsoft Edge from Internet Explorer - Microsoft Edge Development | Microsoft Docs にある通りです。11 月 23 日にメールで申請をしましたので、ちょうど 2 週間ほどで Microsoft 社に対応していただけたことになります。

https://www.mitsue.co.jp/knowledge/blog/qc/202012/07_1601.html

Moving users to Microsoft Edge from Internet Explorer - Microsoft Edge Development | Microsoft Docsを確認すると申請に必要な要件についての記載はあった。ただ、企業サイトの担当者向けの要件に見えたため、個人サイトについては詳細は分からなかった。物は試しなので Microsoft 社へ個人サイトで申請が可能か問い合わせをしてみた。

IE から Edge への転送とは

概要としては、下記のような仕様である。

2020 年 11 月以降、ユーザーが IE を使って特定のウェブサイトを開こうとすると、URL の読み込みが拒否され、自動的に「Microsoft Edge」で開かれるようになる。
https://japan.zdnet.com/article/35161516/

なにを基準に転送するのか

IE 非互換リストが XML ファイルで存在しており、そこに記述のあるドメインを元に転送が行われるようだ。

このリストは Microsoft のエンジニアによって管理されており、現在含まれているのは 1156 項目だ。リストの中には、YouTube、Instagram、Twitter、Yahoo Mail、StackOverflow、StackExchange、VK、ESPN、Chase、Hotstar、Moneygram、eharmony、GoDaddy などの有名なサイトも含まれている。
https://japan.zdnet.com/article/35161516/

記事の執筆時点では、MS 社のサービスや有名なサイトなど 1156 項目が対象となっていた。

※ IE 互換性リストは、クローズドなサイトには対応していない模様

転送の流れ

  1. (非互換リストに掲載のある)対象のページを IE でアクセスする
  2. IE 側でこのページが開く
  3. Edge が立ち上がり、対象のページが表示される

IE 非互換リストへの追加申請手順

Moving users to Microsoft Edge from Internet Explorer - Microsoft Edge Development | Microsoft Docs には、申請するために必要な情報がある。

Email the following information to ietoedge@microsoft.com for your website to be added or removed from the IE compatibility list.

  • Owner name
  • Corporate title
  • Email address
  • Company name
  • Street address
  • Website address

ietoedge@microsoft.com宛に上記の情報をメールすれば、非互換リストへの追加・削除の申請が可能とのことである。

申請時の流れ

  • 個人サイトでも申請が可能なのかどうかは不明だったがリクエストをしてみた(2020/12/09 21:32)
  • 担当者から 5 時間ほどで申請を受け付ける旨の返答があった(2020/12/10 3:09)
  • リストへの追加対応の連絡がきた(2020/12/16 3:36)
    <site url="b.0218.jp">
      <open-in allow-redirect="true">MSEdge</open-in>
    </site>

申請してから 6 日ほどで対応された(xml の更新タイミングを見るに 5 日ほどだった)。

まとめ

個人サイトでも企業サイトと同様、特別な手順を踏まず、ただ申請することで無事に非互換リストへ追加できた。

2020/12/16 時点(version 15)で、確認しうる限りでは、日本の個人サイトで初の追加事例だと思われる。

また、このタイミング(version 14 から 15 にかけて)で多くの日本サイトらしきドメインが追加されているのを確認できた。


参考