[名探偵コナン] アンドレ・キャメル捜査官の失態(ミス)について
初登場のキャメルは「もしかして組織の人間なのでは…?」というぐらい影があったのに、それ以降は組織編だけにとどまらず何かしらの失態(ヘマ)を犯すキャメルに「またか!」となってしまう。
そこで彼は今までどれぐらいの失態を犯してきたのか…簡単に振り返ってみたい。
キャメル捜査官とは
アンドレ・キャメル(Andre Camel)
赤井が作戦の増員として呼び出したFBI捜査官。27歳のドイツ系アメリカ人。独身。人相はあまり良くないが、温厚で心優しい性格。身体を鍛えることが趣味で筋骨隆々とした肉体をしており、体格と人相があいまって初対面の印象はかなり悪い。(ジョディには正体を怪しまれ、少年探偵団には殺し屋ではないかと疑われた。また、筋トレをしていたビルで殺人事件が発生した際にも千葉刑事には怪しまれ、現場にいた目暮警部と高木刑事に容疑者と疑われたこともある。)
FBI内でも卓越したドライブテクニックと、優れた運動神経を持ち、赤井から一目置かれている(爆弾の爆発と同時に車内から飛び出したり、防弾チョッキを着た状態で走行中の車から飛び降り、犯人に銃撃されそうになったコナンと世良の前に立ち塞がったりしている[劇場版第18作『異次元の狙撃手])。しかし、組織への潜入捜査中に赤井の正体を露見させてしまったり、ベルモットとバーボンに誘導されて楠田陸道の情報を彼らに漏らしてしまったりといった失敗も多い。
過去に赤井らと共に黒の組織への潜入捜査を行っており、自身のミスが引き金となって宮野明美が死亡してしまったことに、負い目を感じている。
来日以降は2年前に訪れたレストランをよく回っているが、その過程で度々事件に巻き込まれることから、日本警察や蘭達とも面識を持つようになる。なお、来日目的を明かすことはできないため、コナン以外の周囲には「傷心旅行中のジョディを連れ戻しに来た恋人」という設定で通している(平次や和葉とも後でお互い面識を持つこととなるが、事件の最中だったため、コナンも平次にキャメルの詳しい来日目的を直接話した描写は無い)。
名前の由来は、『機動戦士ガンダム』の登場人物であるキャメル艦隊指揮官・ドレン大尉(単行本58巻より)。引用: FBI(名探偵コナン) - Wikipediaより
キャメルは、おっちょこちょいの筋トレマニアである。
キャメルの失態(ミス)
赤と黒のクラッシュ[嫌疑/潔白/決死/殉職]
ある捜査官のミスで組織の幹部を捕まえ損ねた
2年前、赤井秀一は「ライ(Rye)」というコードネームを与えられ組織の幹部の「ジン」と呼ばれる男との仕事に漕ぎ着けた。
FBI は、赤井とジンの待ち合わせ場所に張り込んだのだが、そこに老人が居座ってしまう。赤井は無視してのだが、キャメルは老人に「ここは危険だから居てはいけない」と声をかけてしまう。追い払った老人も組織の一員で赤井の正体がバレてしまった。
キャメル曰く 「結果的に赤井さんの彼女を死ねせてしまった」。
ちなみに、この話をキャメルは「外国人タレント事務所の社長の殺害事件」の容疑者として、取り調べされている最中に語っていた。
コナン VS 平次 東西探偵推理勝負
ファミレスで殺人事件現場に、遺体の第一発見者として、アンドレ・キャメルがいた。犯人が関西弁を使う男であるという証言をする。
以前そのファミレスで食べたカレーの味が忘れられなくて一人で食べに来たらしい。
特に失態はないが、ジェームズ・ブラックに 「よく事件に巻き込まれる男だな、キャメルは」 と言われていた。
バーボンの謎を解くピース
バーボンの挑発に屈しなかったキャメルだが、ジョディーに変装したベルモットに対して、ドヤ顔で 「奴が車の中で拳銃自殺したなんて事は… 口が裂けても…」 と楠田陸道のことを語ってしまう。
もちろん、そこまでが彼らの計算なのだが、そういう対象とされているキャメルって…。
バーボン 「それに君なら…うっかり口を滑らせてくれそうだから…」
ですよね。
黒ずくめの謀略[狩り/上陸/正体]
基本的にFBIが失態を犯してしまう展開だが、キャメルを中心に話は進んでいく。
キャメル「もしかして これはチャンスなんじゃないでしょうか?」「この待ち合わせの暗号を使って 逆に奴らを おびきだせば…」
キャメルは囮役を引き受けるも、逆に組織(ラム)に出し抜かれて命を狙われてしまう。
海猿島での失態
- 組織に撃たれて海に落ち、そのまま逃げ延びることができたのに目立つ海岸沿いで見つけてといわんばかりに火を起こしてしまう
- コナンに「服を乾かせ」と言われるも海岸沿いの目立つ場所で火を付けろとは言われていない
- 赤井に「すぐ消せ」といわれて消すも、ジンに見つかってしまい追われるはめになる
コルンが過去に見たキャメルは2年前の失態(ジンの待ち合わせ場所で老人に声をかけた件)の現場であった。さらにその老人の正体がラムだったことも分かる。相手がラムだったということで少しキャメルの失態の度合いも和らいだような気がしないでもない。
まとめ
振り返ってみると「またか!」って言うほど、ミスはしていない。ただ、ミスの大きさがデカいので、何か任される度にヒヤヒヤする。
やっぱり自分が楠田の拳銃自殺を漏らしたせいで…
赤井さんの計画を台無しに…
2年前のあの時と同じだ…またやっちまった…
すみません… 赤井さん!!
今後も「またやっちまう」かもしれない。
ただ、黒尽くめの謀略で自慢の髪をツーブロックにさせられたので許してあげて欲しい(原作100巻記念)。